「統語・意味解析コーパスの開発と言語研究」オンライン研究発表会 (2020年7月7日)

プロジェクト名・リーダー名
統語・意味解析コーパスの開発と言語研究
プラシャント・パルデシ (国立国語研究所 理論・対照研究領域 教授)
開催期日
2020年7月7日 (火) 17:00~18:00
開催場所
Web会議
参加費
不要
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プログラム

「統語・意味解析コーパス NPCMJ における照応解析の現状と諸問題」 大久保 弥 (東京外国語大学大学院生 / 国立国語研究所 非常勤研究員)

談話における照応に関わる代名詞等の表現の解釈は,理論言語学・自然言語処理での重要な問題の一つである。NPCMJ (NINJAL Parsed Corpus of Modern Japanese) では,統語解析されたツリーバンクコーパス上の句 (i.e., 名詞句や節) に,ソート情報 (sort information) という個体・事象識別のための指標を振ることで,照応関係解釈の解決を目指している。本発表では,NPCMJ における照応・共参照や橋渡し指示 (間接照応) などの現象に関するアノテーションの現状と実際のアノテーション作業を通じて明らかになってきた問題点を報告するとともに,その解決に向けたソート情報付与の可能性を議論する。

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