「語用論的推論に関する比較認知神経科学的研究」研究発表会 (平成31年1月12~13日)

プロジェクト名・リーダー名
語用論的推論に関する比較認知神経科学的研究
酒井 弘 (早稲田大学)
開催期日
平成31年1月12日 (土),13日 (日)
開催場所
国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内
参加費・事前申込み
不要

研究会の概要

語用論研究の分野では,近年,自然発話コーパスや母語話者による文法性判断などの伝統的データに加えて,読文時間や脳波・脳機能イメージなどの実験的データを使用した研究プロジェクトが急激に増加している。今回の研究会では,このような世界的潮流を踏まえて実験的手法を利用した語用論的推論の研究について進行中の研究計画の途中結果を報告するとともに,今後の実施計画を検討する。報告に基づいて参加メンバーが全体ディスカッションを実施し,プロジェクト全体としての結果取りまとめに向けて計画を策定する。

プログラム

1月12日 (土)

13:00~13:15 開催の挨拶 酒井 弘 (早稲田大学)

13:15~14:15 "Semantic explanations of the selectional restrictions of clause-embedding predicates" 上垣 渉 (ライデン大学)

14:15~14:45 休憩

14:45~15:45 "Where can Focus be located? -An experimental study of ambiguous sentences with ‘only’" 菅原 彩加 (三重大学)

15:45~16:45 "The processing of information structure and syntactic structure: Behavioral and ERP studies" 小泉 政利 (東北大学)

16:45~17:15 全体ディスカッション 指定討論者 : 小野 創 (津田塾大学),須藤 靖直 (ロンドン大学)

1月13日 (日)

10:30~11:30 「コーパスと事象関連電位計測からみた証拠性とモダリティの意味的差異」 原 由理枝 (早稲田大学)

11:30~12:30 「文理解における視点取得と時間処理の関わり」 時本 真吾 (目白大学)

12:30~13:00 全体ディスカッション 指定討論者 : 酒井 弘 (早稲田大学)