平成30年度 コーパス合同シンポジウム 「コーパスに見る日本語のバリエーション ―モダリティ研究の可能性―」

主催
国立国語研究所 :
言語変異研究領域
言語変化研究領域
音声言語研究領域
日本語教育研究領域
コーパス開発センター
プロジェクト名,リーダー名
日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成
木部 暢子 (国立国語研究所 言語変異研究領域 教授)
通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開
小木曽 智信 (国立国語研究所 言語変化研究領域 教授)
大規模日常会話コーパスに基づく話し言葉の多角的研究
小磯 花絵 (国立国語研究所 音声言語研究領域 准教授)
日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明
(学習者コーパスに基づく第二言語としての日本語の習得研究)
迫田 久美子 (国立国語研究所 日本語教育研究領域 客員教員)
コーパスアノテーションの拡張・統合・自動化に関する基礎研究
浅原 正幸 (国立国語研究所 コーパス開発センター 准教授)
共催
科研費 基盤研究 (A) 「日本語諸方言コーパスの構築とコーパスを使った方言研究の開拓」
科研費 基盤研究 (A) 「日本語歴史コーパスの多層的拡張による精密化とその活用」
科研費 基盤研究 (A) 「海外連携による日本語学習者コーパスの構築および言語習得と教育への応用研究」
科研費 基盤研究 (B) 「コーパス言語学的手法に基づく会話音声の韻律特徴の体系化」
科研費 基盤研究 (A) 「日本語歴史コーパスに対する統語・意味情報アノテーション」
科研費 新学術     「時間生成学 ―時を生み出すこころの仕組み」計画研究「言語による時間生成」
開催期日
平成30年9月7日 (金) 10:00~17:00
開催場所
国立国語研究所 講堂 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内

概要

モダリティとは,話し手の心的態度だと言われます。日本語の場合,「雨がふるらしい/ふるようだ/ふるにちがいない」などの「らしい・ようだ・ちがいない」などの形式があります。このシンポジウムでは,方言,歴史,学習者,現代日本語のそれぞれのコーパスを通して,モダリティ研究の可能性について発表します。

プログラム

10:00~10:10 開会の挨拶

木部 暢子

午前の部

司会 小磯 花絵

  • 10:10~10:50
    研究発表1 「韻律とモダリティ」
    前川 喜久雄
  • 10:50~11:30
    研究発表2 「通時コーパスに見るモダリティ形式の変遷」
    小木曽 智信
  • 11:30~12:10
    研究発表3 「学習者コーパスに見る日本語学習者のモダリティの発達」
    迫田 久美子,佐々木 藍子,須賀 和香子,細井 陽子

12:10~13:10 お昼休憩

13:10~14:10 デモンストレーション

午後の部

司会 小木曽 智信

  • 14:10~14:50
    研究発表4 「日常会話コーパスに見るモダリティの多様性」
    小磯 花絵
  • 14:50~15:30
    研究発表5 「モダリティアノテーションとその統計分析」
    浅原 正幸
  • 15:30~16:10
    研究発表6 「方言コーパスに見るモダリティ形式のバリエーション」
    木部 暢子

16:10~16:25 休憩

16:25~16:55 ディスカッション&まとめ

司会 前川 喜久雄

16:55~17:00 閉会の挨拶

迫田 久美子