ハワイ大学マノア校 協定締結記念講演会 「ハワイ大学マノア校での実験を通した統語研究活動 : 概観と実例」

プロジェクト名,リーダー名
日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成
木部 暢子 (国立国語研究所 言語変異研究領域 教授)
開催期日
平成30年8月9日 (木) 10:00~12:00
開催場所
国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内

プログラム

"Experimental syntactic research at University of Hawaiʻi at Mānoa: an overview and case studies" FUKUDA Shin'ichiro (University of Hawaiʻi at Mānoa)

本年2月にNINJALとハワイ大学マノア校 (UHM) との間で結ばれた協定を受け,この発表ではUHMの言語学者のコミュニティの横顔を紹介したい。UHMの言語学コミュニティでは,協定のきっかけとなった言語記録と復興の研究に力を入れているのに加え,実験を通しての言語研究が非常に盛んである。そこで今回は,UHMでの実験を通しての統語研究活動に焦点をあて,UHMの言語学部,第二言語研究学部 (Second Language Studies),そして東アジア言語・文学部 (East Asian Languages and Literatures) に所属する,実験を通しての統語研究に携わる職員を簡単に紹介し,さらに近年の大学院生の研究のいくつかを具体例として紹介したい。UHMでの職員・大学院生の研究活動の具体的内容を知って頂くことで,NINJALの研究者の皆様とのより活発な交流のきっかけとなれば幸いである。