「統語・意味解析コーパスの開発と言語研究」研究発表会 (平成30年6月22日)

プロジェクト名・リーダー名
統語・意味解析コーパスの開発と言語研究
プラシャント・パルデシ (国立国語研究所 理論・対照研究領域 教授)
開催期日
平成30年6月22日 (金) 9:00~13:00
開催場所
岡山大学 津島キャンパス 情報工学科 工学部 4号館 103号室 (岡山市北区津島中3丁目1番1号)
アクセス
キャンパスマップN33の建物が開催場所です。
参加申し込み
どなたでも参加可能ですが,参加人数を確認するため,事前に n.nomura[at]ninjal.ac.jp 宛にお申し込みください。

[at]を@に変えてください。

第1回 共同研究会

プログラム

9:00 「今年度のNPCMJ プロジェクトの活動について」 プラシャント・パルデシ (国立国語研究所)

NPCMJの新しいインターフェースの開発,コーパスの使い方の学習会の開催,アノテーション作業の現状などについて報告する。

9:30 "Tools and practices for annotating discourse" スティーブン・ライト・ホーン (国立国語研究所)

NPCMJの意味計算機能をディスコース単位で適用すると最大限に利用できるが,正しい意味解釈をデータに反映させるには文間などの依存関係を整える必要がある。基本的なディスコース現象を見ながら,コーパスの最新のアノテーション方針とツールを紹介する。

10:15休憩

10:30 「構造的距離から見る否定極性項目間の類似度 : NPCMJを指標にした検証」
岸山 健 (東京大学)

節境界を超えて認可される例外的な否定極性項目をKato (1985) は架橋尺度 (bridge scale) で記述した。本研究のねらいは構造的距離を基準にした架橋尺度の定量的な記述と否定極性項目の分類である。

11:15休憩

11:30~13:00ディスカッション テーマ 「データスキーマの改良」
竹内 孔一 (岡山大学),宮田 スザンヌ (愛知淑徳大学),アラステア・バトラー (弘前大学),プラシャント・パルデシ (国立国語研究所) 他