合同研究発表会 「日本語学習者のコミュニケーションの解明に向けて」

主催
国立国語研究所 日本語教育研究領域
プロジェクト名・リーダー名
日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明
石黒 圭 (国立国語研究所 日本語教育研究領域 教授)
開催期日
平成29年2月4日 (土) 10:00~17:00
開催場所
国立国語研究所 講堂 (東京都立川市緑町10-2)
交通案内
定員
200名
参加申し込み
ninjal-events[at]ninjal.ac.jp(研究推進課)までご連絡ください。

メールアドレスの「[at]」を「@」に置き換えてください。

メールの件名を「2月4日研究発表会申込」として,次の情報を本文に記入してください。

  • 氏名
  • 所属
  • E-mail

概要

今年度から始まった日本語教育研究領域の基幹プロジェクト「日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明」の概要を,日本語教育研究者・実践者に紹介します。
具体的には,本プロジェクトが

(1) どのようなデータや教材の公開を目指しているのか
(2) それを用いてどんな研究や教育ができるのか

の2点について,その枠組みをわかりやすく示します。具体的には,

(1) BTSJ 日本語会話コーパスとNCRB自然会話リソースバンク
(2) I-JAS 多言語母語の日本語学習者横断コーパス
(3) 日本語非母語話者の聴解コーパス
(4) 文脈情報を用いた文章理解コーパス
(5) 基本動詞ハンドブック

の5つを紹介します。

プログラム

10:00~10:10 開会挨拶 石黒 圭

10:10~11:10 「BTSJ 日本語会話コーパスと共同構築型自然会話リソースバンク (NCRB) の活用法」 宇佐美 まゆみ (国立国語研究所 教授)

11:20~12:20 「文脈情報を用いた日本語学習者の文章理解過程の分析」 石黒 圭 (国立国語研究所 教授),烏 日哲 (国立国語研究所 プロジェクト非常勤研究員)

13:20~14:20 「日本語学習者の聴解過程の解明に向けて」 中北 美千子 (国立国語研究所 プロジェクト非常勤研究員),野田 尚史 (国立国語研究所 教授)

14:30~15:30 「学習者コーパスに見る外国人と日本人のコミュニケーション」 迫田 久美子 (国立国語研究所 客員教授),野山 広 (国立国語研究所 准教授)

15:40~16:40 「基本動詞ハンドブックの活用と教育への応用 ―「知る」と「分かる」の類義語分析を例に―」 生天目 知美 (東京海洋大学 准教授)

16:40~17:00 全体の総括