「訓点資料の構造化記述」研究発表会

プロジェクト名
訓点資料の構造化記述
リーダー名
高田 智和 (国立国語研究所 理論・構造研究系 准教授)
開催期日
平成23年7月9日 (土) 10:00~12:00
開催場所
韓国 ソウル大学校
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発表概要

発表者以外は,タイトル・内容ともすべて予定です。

国語研本『金剛頂一切如來眞實攝大乘現證大教王經』の漢字字体高田 智和 (国立国語研究所)

国語研本『金剛頂一切如來眞實攝大乘現證大教王經』巻一に出現する漢字字体を分析し,「漢字字体規範データベース (HNG) 」の各地域・各時代の標準字体との比較・照合を通して,国語研本『金剛頂一切如來眞實攝大乘現證大教王經』の書写年代の推定を行なう。

韓国ソウルにおける「漢文訓読研究会」の活動 (2006年~) について呉 美寧 (韓国 崇実大学校)

漢文訓読研究会は,漢籍や仏典など東洋の古典を日本の訓点資料を主なテキストして研究しながら,韓国の国語史資料である口訣資料および諺解などを比較して講読する研究会である。2006年6月から現在まで,『論語』『小学』『六祖法宝檀経』『華厳経』の講読を通して,日本と韓国の漢文訓読資料,両方を解読できる研究者を養成し,東アジア漢文訓読研究に寄与できることを目標として活動を行なっている。