「会話の韻律機能に関する実証的研究」研究発表会

【重要】 3月11日に起きた地震の影響で,今回の研究発表会は中止いたします。

プロジェクト名
会話の韻律機能に関する実証的研究 (略称 : 会話韻律機能)
リーダー名
小磯 花絵 (国立国語研究所 理論・構造研究系 准教授)
開催期日
平成23年3月24日 (木) 13:30~15:30
開催場所
国立国語研究所 3階 セミナー室 1,2

発表概要

「会話の韻律機能に関する実証的研究」小磯 花絵 (国立国語研究所 言語資源研究系 准教授)

本研究の目的は『日本語話し言葉コーパス』のうち同一話者による会話と独話を対象に韻律の傾向を分析・比較し,両者の類似点・相違点を明らかにした上で,会話における韻律機能を,会話固有の機能と会話・独話を含む話し言葉一般に見られる機能に分けて捉え直すことである。本発表では,プロジェクトの目的や計画について,具体的な分析結果を交えながら紹介する。

「イントネーション構造の定量的分析に基づく発話スタイル比較」菊池 英明 (早稲田大学 人間科学学術院 准教授生)

日本語話し言葉コーパスには,モノローグを中心に,対話,朗読などスタイルの異なる談話が含まれている。イントネーション構造の定量的な分析に基づいて,スタイルごとの特徴や他のコーパスとの違いを明らかにする。