「コーパス日本語学の創成」共同研究会

プロジェクト名
コーパス日本語学の創成 (音声・対話グループ)
リーダー名
前川 喜久雄 (国立国語研究所 言語資源研究系 教授)
開催期日
平成23年2月28日 (月) 15:00~18:00 (非公開)
開催場所
国立国語研究所 4階 405号室

発表概要

多様な音声表現コーパスの構築に向けて菊池 英明 (早稲田大学 准教授)

音声が伝える非言語的な情報について,より多様な音声表現を収集して聴き手の印象や音響物理的な空間の構造を把握することを目指している。これまでに同一文に対する1000種類以上の音声表現を収集した。本発表では印象評定実験を通じてデータの多様性を検証した結果を述べ,収集方法の妥当性や効果を検証する。

会話コーパスに基づく話者交替のモデル化の試み小磯 花絵 (国立国語研究所 准教授)

本研究では,会話データの分析を通して,オンライン処理の問題に重点を置いた話者交替モデルの構築を試みる。特に次の話者が前の話者の発話に重複して発話を開始するケースに焦点を当て,これら重複発話の開始に関わる音響的・韻律的・統語的特徴を複数の分析単位を利用して探る。この分析を通してターンの完結可能点を漸進的に予測するモデルを提案する。