「日本語レキシコンの文法的・意味的・形態的特性」研究発表会

プロジェクト名
日本語レキシコンの文法的・意味的・形態的特性 (略称 : 日本語レキシコン)
リーダー名
影山 太郎 (国立国語研究所長)
開催期日
平成22年7月11日 (日) 12:50~17:00
なお,7月10日 (土) 13:00~18:30,および7月11日 (日) 10:00~11:35は,本プロジェクトの共催で,MLF2010 (形態論・レキシコンフォーラム) を開催。
開催場所
国立国語研究所 2階 講堂

ワークショップ「日本語レキシコンの諸問題」 発表概要

前回 (平成22年3月20日) のレキシコン理論を中心としたワークショップに引き続き,今回のワークショップでは,日本語と外国語 (トルコ語,中国語,韓国語) の比較,および記述的アプローチと心理学的アプローチに関して,これから共同研究を進める際に取り組むべき研究課題と目標について検討する。

14:40~17:00共同研究者による発表

  • 「日本語とトルコ語のレキシコンの対照」
    栗林 裕 (岡山大学)
  • 「中国語と日本語の結果構文について」
    沈 力 (同志社大学)
  • 「日本語の形容詞と動詞の区別における形態と意味 : 韓国語との対照を中心に」
    上原 聡 (東北大学)
  • 「拘束形式語基の特質と位置づけ ―二字漢語の場合―」
    斎藤 倫明 (東北大学)
  • 「日本語動詞の二重処理モデル」
    玉岡 賀津雄 (名古屋大学)

12:50~14:25公募型プロジェクト連携発表

なお,共同研究者による発表に先立ち,次の2件の公募発表を本プロジェクトによる若手研究者支援の一環として実施する。

  • 「日本語の擬態語と名詞化について」
    長谷部郁子 (筑波大学非常勤講師)
  • 「所有と関与のあいだ:ヴァレンス拡大の意味論的基盤についての日独対照」
    今泉志奈子(愛媛大学)・藤縄康弘(東京外国語大学)