「言語資源から導く日本語のすがた」

  • 日時
    2019年5月9日 (木) 12:00~13:15
  • 会場
    啓明大学校 (韓国大邱広域市達西区達句伐大路 1095)
  • 主催
    • 国立国語研究所 機関拠点型基幹研究プロジェクト 「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」
    • 人間文化研究機構 広領域連携型基幹研究プロジェクト 「異分野融合による「総合書物学」の構築」
      国立国語研究所ユニット 「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化」
    • 人間文化研究機構 ネットワーク型基幹研究プロジェクト 「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ― 言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築」
    • 啓明大学校 人文国際学部 日本語文学専攻
  • 参加費無料,事前申し込み不要

プログラム

12:00~12:25 講演1「コーパスに基づく日本語史研究」 間淵 洋子 (国立国語研究所)

国語研では様々な日本語を集め言語研究に使えるよう整備した「コーパス」を多く提供している。コーパスを使って日本語の変化・歴史を研究する方法と実践について述べる。

12:25~12:50 講演2「表記辞書とコーパス」 高田 智和 (国立国語研究所)

どう書いたら良いか迷いそうな単語を集めて適切な書き方を示した辞書を表記辞書と言う。用例収集と単語例採用の参考にコーパスを用いた表記辞書改訂について述べる。

12:50~13:15 講演3 「戦時中のアメリカで刊行された語学書」 朝日 祥之 (国立国語研究所)

第二次世界大戦中のアメリカでは日本語をはじめとする語学書が刊行された。その語学書の構成や言語の表記の仕方に見られる特徴を日本語の語学書を中心に述べる。