「データが主導する日本語研究」

  • 日時
    平成27年9月15日 (火) 13:00~15:00
  • 会場
    国立台湾大学 (台北市,台湾)
  • 主催
    国立国語研究所共同研究プロジェクト「文字環境のモデル化と社会言語科学への応用」
    国立台湾大学日本語文学系
    国立台湾大学文学院日本研究中心
    科学研究費補助金基盤研究B「字体記述のデジタル化に基づく文字規範史の定位」
  • 参加無料,事前申し込み不要

開催趣旨

日本語研究は,文献資料を用いて進めるのが一般的です。古辞書や訓点資料による日本語史研究もその一例です。また,ある地域社会の住民がどのような話し言葉を使っているのかの実態調査データにもとづく研究も盛んにおこなわれています。さらに,最近は,日本語に関するコーパスやさまざまな電子化資料 (言語資源) もネット上に公開されつつあります。文献資料,実態調査データ,言語資源はすべてデータです。ここでは「データ主導型の日本語研究」に焦点を絞って最先端の研究成果を紹介します。

プログラム

開会挨拶林 立萍 (国立台湾大学 / 国立国語研究所共同研究員)

講演

司会 : 林 立萍 (国立台湾大学 / 国立国語研究所共同研究員)

  • 講演1 : データベースを利用した日本語の歴史的研究 ―古辞書と訓点資料―
    池田 証寿 (北海道大学)
  • 講演2 : 話し言葉の経年変化
    阿部 貴人 (専修大学 / 国立国語研究所共同研究員),横山 詔一 (国立国語研究所)
  • 講演3 : 国立国語研究所のデータベース
    高田 智和 (国立国語研究所)

閉会挨拶范 淑文 (国立台湾大学)