「漢文訓読再発見」
- 日時
- 平成24年7月27日(金)13:00~17:00
- 主催
- 国立国語研究所共同研究プロジェクト「訓点資料の構造化記述」
科学研究費補助金基盤研究B「東アジア漢文訓読史モデルに関する実証的研究」
科学研究費補助金基盤研究B(海外学術調査)「自言語による漢文文献の訓読についての理論的及び実証的研究」
- 会場
- 富山大学理学部多目的ホール
開催趣旨
漢文訓読は高等学校「国語総合」の中で習い始め,大学入試センター試験「国語」の受験によって終わりを告げます。生涯にわたって漢文訓読に関わる人は,一部の専門家や漢文愛好者を除けば非常に少ないのが現状です。一方,訓点や漢文訓読そのものを対象とする近代的研究は,大矢透『仮名遣及仮名字体沿革史料』(1909年)によって始められ,この一世紀の間,高度な発展を遂げました。特に近年の研究ステージは,日本国内から東アジア,東南アジア,欧米へと拡大し,日本語以外の訓読現象が明らかにされつつあります。本セミナーでは,世界の第一線で活躍する研究者が若い学生世代を対象に,漢文訓読について最新の研究成果を分かりやすく解き明かし,新たな理解形成を目指します。
プログラム
【第1部】講演(13:00-15:30)
- 趣旨説明
- 小助川貞次(富山大学)
- 講演1 「漢文訓読を学ぶということ」
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- 講師 渡辺さゆり(札幌大学)
- コメンテーター 當山日出夫(立命館大学)
- 講演2 「他言語を自言語で読むこと:「訓読」の普遍性について」
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- 講師 ジョン・ホイットマン(国立国語研究所)
- コメンテーター 小助川貞次(富山大学)
- 司会
- 高田智和(国立国語研究所)
- パネラー
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- 渡辺さゆり(札幌大学)
- ジョン・ホイットマン(国立国語研究所)
- ヴァレリオ・ルイージ・アルベリッツィ(早稲田大学)
- 朴鎭浩(ソウル大学校)
- 唐煒(北海道大学)
- 国立国語研究所
- tel: 042-540-4300(代)
国立国語研究所 Webサイト - 富山大学人文学部日本語学研究室
- tel: 076-445-6202
富山大学人文学部 Webサイト
【第2部】ディスカッション(15:50-17:00)
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