[[Webデータに基づく複合動詞データベース/利用者マニュアル]]
//&size(25){&color(red){本ページは構築中です};};
* 1.検索したい語の指定 [#t6466645]
- 複合動詞のほか,複合動詞を構成する動詞を検索対象とすることができます。
- 検索する語は,「読み」「表記」を指定します。
- 以下は,&color(red){読み検索で「あてる」};を検索した例です。
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|&ref(./search_str01.png,80%);|
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- &color(red){注意};
-- 「表記」での検索は,漢字,送り仮名などが完全に一致している必要があります。そのため,初めて,本データベースを利用する場合は,「読み」で検索するとよいでしょう。
-- 収録されている語やデータベースの構築方法などについては,「[[収録データについて>../収録データ]]」を参照してください。
* 2.検索結果 [#l4c1c259]
- 検索結果の種類
-- 完全一致: 検索語に一致する語
-- 前項一致: 検索語を前項に持つ語(検索語が複合動詞でない場合は,空欄)
-- 後項一致: 検索語を後項に持つ語(検索語が複合動詞でない場合は,空欄)
- リンクの機能
-- 見出し(検索結果の最も左の列)をクリックすると,当該語の[[格要素一覧>#o91c8627]]が表示されます。
-- 前項,後項の見出しをクリックすると,その語で再検索します。
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|&ref(./search_result.png);|
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* 3.格要素一覧の表示 [#o91c8627]
** 3.1 各部の説明 [#f2ffe2c5]
- 次の例は,「言い当てる」の格要素一覧です。2.の検索結果から「言い当てる」をクリックすると表示されます。
- サマリー
-- 「言い当てる」の行
--- 「言い当てる」の格要素の[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]を格ごとに集計して,表示します。例えば,ヲ格の「632p」は,[[格要素一覧>#o91c8627]]のヲ格に列挙されている各要素の[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]を合計した値です。
--- 最も右の列「総ページ」は,「言い当てる」の用例を含むWebページの総[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]を表します。
-- 「言う」「当てる」の行
--- 格ごとに「言い当てる」の格要素との「重複度」を表示します。重複度は,当該の複合動詞の格要素と,構成要素の格要素とが重複する度合いを表します。詳細は,&ref(../../nlp2012_p3_2_yamaguchi_poster.pdf,山口2012);をご覧ください。
--- 最も右の列「総ページ」は,構成要素の動詞の[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]を示します。
- 「格パターン」と格要素ペアについては,[[6節>#i2797fb1]]を参照してください。
- 格要素一覧
-- 格ごとに格要素の[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]を表示します。なお,デフォルトでは,出現ページ数が2以下の格要素は,表示されません。また,係助詞など明示的な格表示がない要素も表示されません。これらの設定を変更するには,[[オプション>#secf5860]]を指定してください。
-- 格要素をクリックすると,[[用例を表示>#q691a816]]します。
-- 格要素の比較機能
--- 次の部分です。⇒ &ref(./compare_function.png);
--- 複合動詞とその構成要素の格要素を比較します。
--- 詳しい説明は,「[[5.格要素の比較表示>#u16f445e]]」を参照してください。
** 3.2 オプション [#secf5860]
- 格要素の表示
-- 明示される格のみ: 格助詞,および,副詞などの連用修飾要素のみを表示します。
-- 推定した格も含む: 係助詞など,明示的に格が表示されない要素も,推定結果を表示します。
- 表示する格要素
-- 表示する格要素の出現頻度を制限します。制限は,出現ページ数で行います。
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|&ref(./search_case.png);|
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* 4.用例の表示 [#q691a816]
- 次の用例は,3.の格要素一覧表のヲ格から「名前」を選択した結果,つまり,文節「名前を」が「言い当てる」に依存した構造を持った用例を表示しています。
- 用例は,当該の動詞を含んだ「文」相当を単位として,KWIC表示されます。
- 「出典」列の「*」をクリックすると,当該用例の取得先 Web ページにジャンプします。
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|&ref(./search_example.png);|
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* 5.格要素の比較表示 [#u16f445e]
- 複合動詞と構成動詞の格要素を比較します。
- 次の部分です。⇒ &ref(./compare_function.png);
-- v1: 複合動詞と前項動詞を比較します
--- 複合動詞と前項動詞の両方で存在する格要素は[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]が黄色(&color(#ffff9e){■};)になります。
--- 格要素をクリックすると,複合動詞の用例を表示します。
--- [[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]をクリックすると,前項動詞の用例を表示します。
-- v2: 複合動詞と後項動詞を比較します
--- 複合動詞と後項動詞の両方で存在する格要素は[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]が青色(&color(#aeaeff){■};)になります。
--- 格要素をクリックすると,複合動詞の用例を表示します。
--- [[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]をクリックすると,後項動詞の用例を表示します。
-- v1,2: 複合動詞,前項・後項動詞を比較します
--- 複合動詞,前項動詞,後項動詞のいずれにも存在する格要素は[[出現ページ数>../収録データ#c19faac2]]がピンク色(&color(#ffc1c1){■};)になります。
-- off: 比較表示を解除します。
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|&ref(./overlap_v1.png);|
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* 6.格パターンと格要素ペア [#i2797fb1]
** 格パターン [#x7a37a7f]
-- 1文に含まれる格のパターンを出現頻度順(降順)に表示します。
-- 頻度の上位10パターンが表示されます。
-- なお,すべての格要素が同一の文が同一ページ内に存在した場合,重複して計測されません。
** 格要素ペア [#abc927b8]
-- 1文中に含まれる格要素のうち,二つをペアにして,その出現頻度を降順で表示します。
-- 表示は上位10パターンです。
-- なお,すべての格要素が同一の文が同一ページ内に存在した場合,重複して計測されません。