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次の図は,『青空文庫』サンプルから「これ」を検索した結果です。ここでは,作品別の出現頻度を求めてみます。
頻度の計測は,列を指定して行います。作品別の頻度を計測する場合,「タイトル」列のいずれかのセルを選択し,右クリック⇒「統計」を実行します。
計測結果は,次のようになります。
複数のセルを選択すると,選択した列の値を組にして頻度を計測することができます。次の例は,タイトルと作品を組にした場合の結果です。
正規表現置換により,検索結果,集計結果を編集します。
ここでは,年月日表示から年表示にする例を示します。使用した資料は,国会会議録パッケージです。例えば,この処理により,年ごとの集計が容易になります。
まず,「開催年月日」列のセルを右クリックし,「置換」を実行します。
置換の設定は,置換元(正規表現,「-.*」),置換先を指定します。この場合,「-」以降の文字列を削除することにより,年表示にしています。なお,置換の処理は,JavaのString#replaceAllで行っています。後方参照についても利用可能です。
結果は次のとおりです。新しいウィンドウが生成されて,置換結果が表示されます。
セルの値が数値の場合,それらを合算する機能です。名大会話コーパスパッケージを使って,話者ごとの発話文字数を計測してみます。
まず,各発話の文字数をアノテーション内容の集計機能([ツール]⇒[一覧]⇒[ユーザ入力])で求めます。一つの発話は,uタグでマークアップされています。さらに,発話者の名前を表示するため,「話者」の属性をチェックします。また,発話の文字数とその頻度も表示するようにします。頻度を表示するのは,同じ文字数の発話が複数存在する可能性があるからです。
集計結果は,結果は,次のとおりです。