[[観察支援ツール FishWatchr/Mini]] * 1.観察前の設定 [#occ32bf7] ** 1.1 ユーザ名・グループ名 [#n5fd18d1] #ref(./fwm_top_user.png,right,wrap,around,30%) - ユーザ名を入力してください。半角の英数字のみ使用できます(例:TanakaTaro)。 - 任意で,グループ名を入力してください。使用できる文字は,半角の英数字のみです。 -- 一人で観察する場合や,グラフ機能を用いない場合,特に必要ありません。 -- グループ名をつける場合は,他の利用者と重ならないようにするなどの注意が必要です。 #clear //#ref(./fwm_top_user.png,wrap,center,40%) ** 1.2 ボタンの設定と観察モードの選択 [#xd42ae05] #ref(./fwm_button.png,right,wrap,around,30%) - 「ボタン」タブを選択します。 - 「話者」(左列),「ラベル」(右列)を適宜設定します。なお,「話者」「ラベル」という意味付けは説明のためのものであり,自由に解釈してかまいません。 - プルダウンメニューから「観察モード」を選択します。観察モードは観察中にも変更できます。 -- 「話者」:「話者」項目のみ観察対象とします。 -- 「ラベル」:「ラベル」項目のみ観察対象とします。。 -- 「話者⇒ラベル」:観察時に「話者」「ラベル」の順で,値を入力します。 -- 「ラベル⇒話者」:観察時に「ラベル」「話者」の順で,値を入力します。 #clear ** 1.3 オートセーブ設定 [#x7f38c80] #ref(./fwm_autosave.png,right,wrap,around,30%) - 「データ」タブを選択します。 - オーセーブ機能をonにすると,観察終了後,サーバに自動的に観察結果を保存します。 #clear * 2.観察方法 [#m4b78df2] ** 2.1 観察開始 [#i1cb76a1] #ref(./fwm_start.png,right,wrap,around,30%) - 「観察開始!」ボタンを押してください。観察用の画面に切り替わります。 - ボタンを押した時刻が開始時間となります。 #clear ** 2.2 観察 [#qf6bb488] #ref(./fwm_observation.png,right,wrap,around,30%) - 1.2で設定した入力ボタンが表示されます。 - 観察モードに応じて,入力ボタンを操作してください。 -- 例えば,「話者⇒ラベル」モードでは,「ラベル」が押された段階で結果が記録されます。したがって,「話者1」⇒「スライド」の順でボタンを押すと,「太郎」「スライド」が記録されます。「スライド」を最初に押すと,「話者」項目の値は,未設定(-)となります。 -- 観察モードは,観察中も変更できます。 - 1回の入力ごとに,次の情報が記録されます。 -- 押したボタンの値(話者,ラベルの値) -- ユーザ名 -- データ入力時刻 -- 観察開始からデータ入力までの経過時間 #clear ** 2.3 観察結果の表示と削除 [#ua963fdf] #ref(./fwm_delete.png,right,wrap,around,30%) - 入力された結果は,直近の2個まで画面に表示されます。 - 各入力結果の右端の「✕」をクリックすると,当該の結果は削除されます(警告なしに削除されるので注意)。 #clear ** 2.4 観察の終了 [#y7d5acb8] - 観察が終了したら,画面下の「終了」ボタンを押してください。最初の画面に戻ります。 - 一度終了すると,戻れませんので,注意してください。 * 3.観察結果の利用 [#wcd3e10d] ** 3.1 観察結果 [#fef6fcfb] #ref(./fwm_datalist.png,right,wrap,around,30%) 観察を終了し,「データ」タブを開くと,観察した結果のリストが表示されるようになります。&color(red){観察結果は,ページをリロードしたり,ブラウザを終了したりすると消えてしまいますので,注意してください。}; #clear ** 3.2 観察結果に対する処理 [#m8b9cc62] 「処理」のプルダウンメニューから項目を選択した後,処理対象の観察結果をタップしてください。 - 観察を終了し,「データ」タブを開くと,観察した結果のリストが表示されるようになります。&color(red){観察結果は,ページをリロードしたり,ブラウザを終了したりすると消えてしまいますので,注意してください。}; - プルダウンメニューから項目を選択した後,処理対象の観察結果をタップしてください。 :表示(Text):|観察結果を表の形式で表示します。 :表示(XML):|観察結果を FishWatchr形式(XML)で表示します。 :ダウンロード(Text):|選択した観察結果を Text 形式(タブ区切りのテキスト)に変換して,ダウンロードします。ブラウザの動作上,ダウンロードということになりますが,使用している機器からのダウンロードされるので,特定のサーバにアクセスするわけではありません。なお,iOSでは動作しません。 :ダウンロード(XML):|選択した観察結果を FishWatchr形式(XML)に変換して,ダウンロードします。Textの場合と同様,使用している機器からのダウンロードです。なお,iOSでは動作しません。 :サーバ保存:|選択した観察結果を FishWatchr Mini のサーバに保存します。保存した結果は,一定期間(1日程度)ダウンロードできる状態になります。期間を過ぎると,警告なしに削除されます。iOSは,上記のダウンロード機能が使用できないので,こちらを利用してください。 ** 3.3 グループ結果のダウンロード [#q3e529ca] - グループ名([[1.2節>#xd42ae05]])を入力し,「サーバ保存」を実行すると,グループ名付きで観察結果をサーバに保存できます。 - グループ名を入力し,「グループの結果」ボタンを押すと,指定したグループ名の観察結果を FishWatchr Mini のサーバから一括してダウンロードできます。ダウロードされるファイルは zip 形式です。次の内容を含みます。 -- txt フォルダ: Text 形式の観察結果 -- xml フォルダ: FishWatchr 形式の観察結果 -- all_annotations.txt: Text 形式の観察結果を一つのファイルに統合した結果 - グループ名は他の利用者と重複する可能性があります。授業で利用する場合は,すでに利用されていないか,事前にグループ名を指定して,ファイルをダウンロードしてみることをお勧めします(使用されていない場合は,空のファイルがダウンロードされます)。