FishWatchAR の基本的な機能は,議論の観察と注釈づけを支援することです。ここでは,議論を録画したビデオを見ながら,注釈づけを行う方法を説明します。
基本的な利用の流れは,次のとおりです。
下の図は,議論を録画したビデオを見ながら,注釈をつけている例です。画面下の「注釈用ボタン」を押すと,再生中の位置に注釈が記録され,「注釈リスト」欄に時間順に並べられます。「注釈リスト」欄の情報は,適宜修正することができます。
まず,「FishWatchAR の起動と動作の確認」にしたがって,FishWatchAR を起動して下さい。
注釈をつける前に,注釈者名を入力します。画面上部のメニューから[注釈]→[注釈者名]を実行し,自分の名前やニックネームを入力して下さい。
ここで注釈者名を設定しておくと,注釈をつけたとき,注釈者名が自動的に入力されます。
注釈者名を入力したら,議論のビデオを再生してみましょう。再生するには,再生ボタン(ウィンドウ中央の▶ボタン)を押して下さい。すると,ファイル選択画面になりますので,再生したいビデオのファイルを選択して下さい。
#ここに図が入ります
再生状態では再生ボタンのマークが ▶ から,〓になります。〓の状態でボタンを押すと,一時停止となります。再生を終了したければ,終了ボタン(■)を押して下さい。ただし,終了した場合,再開するには,ファイルの指定からやり直しになります。
簡単な注釈の例として,特定の話者が話し始める時間の注釈をビデオにつけてみます。
ウィンドウ下部に,次のような「ユーザ1」から「ユーザ4」のボタンがあることを確認して下さい。
これらのボタンは,討論者ごとに用意するもので,デフォルトでは,ユーザ1から4の4人分が登録されています。登録者名は,メニューの[注釈]→[討論者]で変更できます。討論者は最大5名まで登録できます。
再生時に,これらのボタンを押すと,当該の討論者に対する注釈がウィンドウ下部の表に追加されます。一つの注釈に対して付与される情報は,次のとおりです。
番号 | 注釈に付与される連番 |
時間 | ビデオ開始からの経過時間 |
注釈者 | 注釈した人 |
話者 | |
ラベル | |
メモ |