日本語を使用する場面はさまざま考えられますが、教室における日本語でのコミュニケーションはどのようになされているのでしょうか。「教室談話研究」では、教室場面でのコミュニケーションを対象に調査・収集したデータや研究を公開しています。
「教室談話研究」の中には、4種類のデータがあります。学生同士のコミュニケーションに着目した「ピア・リーディング」、「留学生ピア・レスポンス」、「学部生ピア・レスポンス」と、学生が講義をどのように理解しているのかに着目した「講義理解」です。
各データの概要については、下記をご参照ください。それぞれのデータや調査内容等については、左側のメニューから各ページへお進みください。
ピア・リーディング
読んだ文章の内容をグループで話し合う読解の授業であるピア・リーディング活動の談話をとおして、日本語学習者の文章理解過程を可視化する教室談話データです。
留学生ピア・レスポンス
アカデミック・ライティング技術の習得を目的とした留学生のピア・レスポンスの授業において、他の学習者のアドバイスや教師の添削・コメントが、学習者の作文の推敲にどのような影響を与えているか、日本語学習者の文章執筆過程を可視化する教室談話データです。
学部生ピア・レスポンス
アカデミック・ライティング技術の習得を目的とした日本人法学部生の初年次教育のピア・レスポンスの授業において、他の学習者のアドバイスや教師の添削・コメントが、学習者の作文の推敲にどのような影響を与えているか、日本語母語話者の文章執筆過程を可視化する教室談話データです。
講義理解
日本語学習者が日本語の講義を聞くときに、講義の内容をどのようなまとまりで理解しているのか、語句の意味をどのように理解しているのかを可視化する講義ノートのデータです。
※一部、日本語母語話者のデータもあります