およぶ【及ぶ】oyobu

活用表 1グループ 平板型
辞書形
およぶ
ない形
およばない
〜なかった
およばなかった
ます形
およびます
〜ません
およびません
〜ました
およびました
〜ませんでした
およびませんでした
〜とき
およぶとき
ば形
およべば
意向形
およぼう
て形
およんで
た形
およんだ
可能形
—
受身形
およばれる
使役形
およばせる
1.
「及およぶ」は物事ものごとがかなりのところまで広ひろがるという意味いみです。
~ガ〈動かされる人や物〉 ~ニ〈終了地点〉 及ぶ
森林しんりん火災かさいの火ひはついに住宅じゅうたく街がいにまで及およんだ。
犯人はんにんは、警察けいさつの手てが及およばないところに逃にげてしまったようだ。
~ガ〈状態の説明対象〉 及ぶ
このワクチンの効果こうかが及およぶのは、接種せっしゅ後ご5年ごねんまでと言いわれている。
~ガ〈状態の説明対象〉 ~ニ〈材料・基準〉 及ぶ
佐藤さとうさんは1000せんページに及およぶ論文ろんぶんを書かいた。
今回こんかいの大雨おおあめ災害さいがいの被害ひがい総額そうがくは10じゅう億おく円えんに及およぶらしい。
2.
「及およぶ」は物事ものごとがある段階だんかいまで進すすむという意味いみです。
~ガ〈行為をする人〉 ~ニ〈材料・基準〉 及ぶ
〈裁判さいばんで〉被告ひこくは借金しゃっきんが増ふえて、ついに窃盗せっとうに及およんだ。
〈会社かいしゃからの詫わび状じょう〉このたびは、部下ぶかが失礼しつれいな振ふる舞まいに及および、大変たいへん申もうし訳わけありませんでした。
〈裁判さいばんで〉被告ひこくは別わかれ話ばなしの後あと、被害ひがい者しゃへの思おもいが断たち切きれず、ストーカー行為こういに及およんだ。
客きゃくが店員てんいんに対たいして苦情くじょうを言いうだけではなく、迷惑めいわく行為こういに及およぶことをカスハラといいます。
~ニ〈材料・基準〉 及ぶ
計画けいかくがもうすぐ実現じつげんするというこの段階だんかいに及およんで、予算よさんが足たりなくなった。
3.
「及およぶ」は打うち消けしの言葉ことばと一緒いっしょに使つかい、他たと比くらべてみてとてもかなわないという意味いみです。
~ガ〈状態の説明対象〉 及ぶ
最近さいきんの人工じんこう知能ちのうは想像そうぞうも及およばないほど進歩しんぽを遂とげている。
「今回こんかい当選とうせんできなかったのは、私わたしの力ちからが及およばなかったからだと思おもっています」
彼かれは天才てんさいと言いわれるだけあって、考かんがえも及およばないような新あたらしい作品さくひんを次々つぎつぎに発表はっぴょうする。
~ガ〈状態の説明対象〉 ~ニ〈材料・基準〉 及ぶ
「私わたしの実力じつりょくは、まだまだ師匠ししょうの足元あしもとにも及およびません」
〈受験じゅけん勉強べんきょうをしている生徒せいとが〉一生懸命いっしょうけんめい勉強べんきょうしていますが、まだまだ志望しぼう大学だいがく合格ごうかくのレベルには及およびません。
4.
「及およぶ」は「~には及およばない」の形かたちで、する必要ひつようがないという意味いみです。
~ガ〈状態の説明対象〉 ~ニ〈材料・基準〉 及ぶ
この程度ていどの頭痛ずつうなら、薬くすりを飲のむには及およばない。
父ちちが入院にゅういんしたが、心配しんぱいには及およばないと医者いしゃに言いわれた。
「どうもありがとうございました」
「いいえ、礼れいには及およびませんよ」
「明日あしたの会議かいぎには私わたしも行いったほうがいいですか?」
「大丈夫だいじょうぶ、来くるには及およばないよ」
「先生せんせい、この教科書きょうかしょは買かわなくてはいけませんか?」
「図書館としょかんにあるから、買かうには及およびませんよ」