ホーム
»
50音別
»
そろそろ
そろそろ
<どう使う?>
1.
もう遅いから
そろそろ
帰ろう。
2.
息子も
そろそろ
結婚を考える歳になった。
3.
足が痛いので
そろそろ
と歩いている。
⇒{ 似た意味のことば}:足が痛いので
ゆっくり
歩いている。
文例
1.
7時半に仕事を終えたあと,大学時代の友人と待ち合わせてレストランで食事した。食事をしながらいろいろな話をして,ふと時計を見るともう10時になっていた。明日も朝早くから仕事もあるし,もう遅いから
そろそろ
帰ろうといって10時半に店を出た。
<もっとくわしく>
もう遅いから
そろそろ
帰ろうというのは,今すぐ帰るということではなく,あと10分とか15分ぐらいで帰るようにしようということです。ですから実際には,
そろそろ
帰ろうと言ってから,30分ぐらい話し続けてしまうこともあります。
2.
息子が今年30歳になる。大学を卒業してから今の会社に入り,毎日遅くまで仕事ばかりしていたが,もう
そろそろ
結婚を考えてもいい年齢になったと思う。
<もっとくわしく>
そろそろ
結婚を考える年齢になったというのは,今すぐに結婚したいとかしなければならないということではないけれど,あと1年か2年ぐらいの間に結婚してもいいかなと思える年齢になったということです。最近は,男女とも結婚する年齢が高くなってきていますが,だいたい男性なら30歳,女性なら26歳ぐらいで結婚について考え始める人が多いようです。
3.
昨日,階段を下りるときにつまずいて,足首を痛めてしまった。歩くとまだ痛いので,
そろそろ
と歩いている。
<もっとくわしく>
そろそろ
と歩くというのは,足が痛いなどの理由で,足をあげて元気よく歩くことができず,足をひきずるようにして静かにゆっくり歩くことです。また,足が痛くなくても,足音を聞かれないよう静かに歩くときも
そろそろ
歩くと言います。
<会話を読んでみよう>
1)
[ホテルで] A:夫 B:妻
A:
あ,もう9時40分だ。
B:
本当だ。もうこんな時間なのね。チェックアウトは10時よ。
A:
じゃ,
そろそろ
下に降りなきゃね。
2)
[病院のリハビリセンターで] A:看護士 B:患者
A:
いよいよ今日からリハビリがスタートですね。
B:
ええ。でも,事故の前のように,歩けるようになるか,ちょっと不安で…
A:
誰でもそうですよ。まずはここからあそこまで,壁伝いに
そろそろ
でもいいから歩くことを目標に頑張りましょう,ね!
まんがを読もう!
1.
[そろそろ] とまっちゃおうかな。
(c) 2004-2007
National Institute for Japanese Language and Linguistics