ぎりぎり
<どう使う?>
- 走っていったらぎりぎり間に合った。
- 合格点ぎりぎりでパスした。
- ぎりぎりのお金しか持っていかない。
- 締め切りぎりぎりにならないと書き始めない。
- ロープでぎりぎりとしばった。
⇒{似た意味のことば}:ロープでぎゅうぎゅうにしばった。 - ぎりぎりと歯ぎしりする音が聞こえる。
<文例>
- 朝ねぼうしたので駅まで走っていったら、電車の出る時間ぎりぎりに間に合った。
<もっとくわしく> - 数学のテストで、59点以下の人はもう一度テストを受けなければならないと言われたが、私は60点とれたので合格点ぎりぎりだった。
<もっとくわしく> - 弟は海外旅行に行くとき、いつもぎりぎりのお金しか持っていかないので、心配だ。
<もっとくわしく> - 学生のときいつも、レポートの締め切りの日が近づいてきても、ぎりぎりになるまで書き始めなかった。だから、締め切りの前の日は、たいてい夜寝ないで書かなければならなかった。
<もっとくわしく> - 銀行強盗は、行員たちが動けないように、行員たちの体をロープでぎりぎりとしばってから、金庫のお金をとっていった。
<もっとくわしく> - 社員旅行に行って、旅館の大きな部屋に6人で泊まった。夜中に、ぎりぎりと歯ぎしりをする音が聞こえて目がさめてしまい、朝までよく眠れなかった。
<もっとくわしく>
<会話を読んでみよう>
- [子供の部屋で] A:母親 B:中学生の息子
A:太郎、早く起きなさい!もう7時半よ。
B:うーん、わかったよ、もう少しだけ…。
A:そうやっていつもぎりぎりまで寝てるから、遅刻するのよ。また、朝ごはん食べる時間なくなっちゃうわよ。
B: わかってる。今日は朝ごはん、いいや。
- [高校の教室で] A:教師 B:女子生徒
A:じゃ、今、返したテストだが、今回30点未満だった者は来週もう一度試験をするからな。わかったか。
B:えーっ!30点未満って、30点は入らないですよね?
A:そう。29点だったらもう一度テストだが、30点はまあぎりぎり大丈夫ってことだ。
B:わー、あぶなかった。私、ちょうど30点だからぎりぎりセーフですね。
- [会社で] A:男子社員 B:Aの同僚(女性)
A:先週の社員旅行、もう最悪だったよ。
B:どうして?けっこう楽しかったじゃない。
A:いや、おれのとなりのやつ、夜中にずっとぎりぎり歯ぎしりしててさあ。うるさくて全然寝られなかったんだよ。
B:そうか。それ、最悪だね。