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がっかり
がっかり [類義語:がっくり]
<どう使う?>
1.
料理がまずくて
がっかり
した。
2.
不合格の知らせに
がっかり
とさせられた。
3.
仕事がうまくいかなくて
がっかり
だ。
文例
1.
会社の近くに新しいレストランができた。外から見た店の感じがとても素敵でさっそく同僚と行ってみたのだが、料理があまりおいしくなかったので、
がっかり
してしまった。
<もっとくわしく>
外から見て素敵な感じのレストランに入るときは、料理もきっとおいしいだろうと期待します。でも料理を食べてみたら、あまりおいしくなかったというとき、
がっかり
したと言います。また、ほかの人からおいしい店だと聞いていたのに、自分ではあまりおいしくないと思ったときも
がっかり
します。
2.
入学試験の合格発表を見に行った息子から電話が来た。去年と同じ大学を受けたのだが、今年も不合格だったという知らせに、本当に
がっかり
とさせられた。
<もっとくわしく>
入学試験の合格発表は、結果を見たり聞いたりするとき、本当にどきどきします。もし合格していたら大喜びできますが、不合格だったときは本当に残念な気持ちになり、体の力がなくなる感じがします。子供が不合格だったという知らせを聞いた親は、
がっかり
とさせられたと言います。
3.
課長が、お客と大事な仕事の話があるからと言って出かけていった。でも、その仕事の話はうまくいかなかったらしく、「もう
がっかり
だ」と言いながら帰ってきた。
<もっとくわしく>
もう
がっかり
だ、というのは、何か期待していたことがうまくいかなくて、とても
がっかり
した、残念だということです。例えば、大事な仕事の話でお客に会いに行った課長が、「もう
がっかり
だ」と言ったというのは、その仕事の話が失敗に終わったので、課長はとても失望しているということです。
<会話を読んでみよう>
1)
[大学の入学試験合格者発表の掲示板の前で] A:高校生 B:Aの友達
A:
あれーっ! おれの番号、ないかも。やっぱり、だめだったのかー。
B:
えーっ、ほんとか?よく見ろよ。お前、何番だ?
A:
えっと、3125番。
B:
3125か・・・。えっと、3122・・・、3129・・・あ、ほんとだ、ないよ。
A:
あーあ、だめだ。もうおれ、どこにも受からないよ。
B:
ま、そんな
がっかり
するなよ。あとまだ2校受けるんだろ。
2)
[レストランの前で食事を終えて出てきたところ]A:女子社員 B:Aの同僚
A:
ねえ、なんかこの店、それほどおいしくなかったよね。どう思った?
B:
うーん。木村さんが、すごくおいしいからぜひ行ってみて、って言ってたからすごく期待してたんだけど。
A:
ほんと。なんか
がっかり
だよね。
まんがを読もう!
1.
[がっかり] まちがい電話。
2.
[がっかり] くじ引きで。
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